2019/12/08

BTK阻害薬LOXO-305によるB細胞白血病およびリンパ腫治療

  • Lilly Presents Interim Clinical Data from LOXO-305 Dose Escalation Trial in B-Cell Leukemias and Lymphomas at the American Society Hematology Annual Meeting (リリーはLOXO-305のB細胞白血病およびリンパ腫に対する用量漸増試験の中間データを米国血液学会(ASH)年次総会において発表した)

(参考)
  • LOXO-305は高度に選択性の非共有結合型のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬である。現在販売されているBTK阻害薬は2013年に承認されたアッヴィとヤンセンのイブルチニブ(販売名イムブルビカ)と2017年に承認されたアストラゼネカのアカラブルチニブ(販売名Calquence)だけである。いずれもマントル細胞リンパ腫を対象として初回承認を取得した。イムブルビカは2014年に慢性リンパ性白血病(CLL)の適応症拡大が承認され、売上高が急増した。2018年売上高はアッヴィが36億㌦、ヤンセンが26憶㌦を計上している。