承認の根拠としたCLL14 試験では、 German CLL Study Group との共同作業の下、併存疾患があり(累積疾患評価尺度のスコアが6 超またはクレアチニンクリアランス 70 mL/min 未満)、未治療のCLL 患者を対象に、べネトクラクス+obinutuzumab 併用レジメン(n=216)の有効性および安全性をobinutuzumab+クロラムブシル 併用レジメン(n=216)との比較により評価をした。主要評価項目は、試験担当医師の評価に基づくPFS、重要な副次評価項目は、末梢血中および骨髄中の微小残存病変陰性、奏効率および完全奏効率であった。
参考
米国ではFDAが慢性リンパ性白血病(CLL)を適応症として2016年4月に初回承認し、2018年11月には化学療法不適応の急性骨髄性白血病(AML)新規患者に対する治療薬として加速承認している。