2020/10/15

ロシュQ3 決算、ハーセプチン/アバスチンバイオシミラー攻勢にオクレバス/テセントリク がカバー

2019 年の製薬企業売上トップ企業Roche がCOVID-19 パンデミックで重大なインパクトを受けている年の最初の9 ヵ月[2020 第3 四半期(Q3)]の営業成績は、一定為替レート(CER)の下で1%の売上成長を達成したと発表した。 医薬品部門の売上高は1%減少したが、テセントリク、オクレバス、へムライブラ、パージェタ等の新薬が大幅に成長(+35%)し、COVID-19 の影響とバイオシミラーとの競合を大幅に補完した。バイオシミラーとの競合は、アバスチンは欧米日で競合し22%減、ハーセプチンも欧米日で31%減、MABTHERA/リツキサン も欧米日で27%減となった。これをカバーした新薬の成長率は、テセントリクが64%、オクレバスが29%、へムライブラ79%、アレセンサ 35%、アクテムラ/ROACTEMRA 33%等と期待通りの成長を示した。