GlaxoSmithKline plc(GSK)とiTeos Therapeutics(iTeos)が、癌患者の潜在的な治療法として現在第1 相試験で開発中の抗TIGIT モノクローナル抗体EOS-448 の共同開発および共同商品化契約を締結した。
CD226 チェックポイントAxisの一部を構成するTIGIT は、前臨床データと第2 相無作為化臨床試験に基づいて、次世代の癌免疫療法の有望な標的としての可能性を示している。TIGIT は、NK 細胞、細胞傷害性T 細胞、メモリーT 細胞およびTreg に発現する免疫チェックポイント受容体である。この提携により、GSK は、TIGIT、CD96、およびPVRIG の3 つのCD226 チェックポイントAxis の全てを相乗的に標的とする抗体にアクセスできる独自のポジションを確保した。