2023/02/16

アストラゼネカ・MSD, リムパーザの第3 相PROpel 試験の主要副次評価項目の最終結果発表

アストラゼネカ とMSD が ASCO GU シンポジウムでPARP 阻害剤リムパーザ(一般名:オラパリブ)の第3 相PROpel 試験の主要副次全生存評価項目の最終結果を発表した。転移性去勢抵抗性前立腺癌((mCRPC)を対象にした第3 相PROpel 試験の、事前に規定された最終的な全生存期間(OS)解析結果から、リムパーザは、アビラテロン とプレドニゾンまたはプレドニゾロンと併用療法の全生存期間(OS)の中央値が42.1 カ月に対して、アビラテロンとプラセボでは34.7 カ月であった。この結果は、標準治療に対するOS 中央値の7.4 カ月の絶対差を表している[成熟度 47.9% 、ハザード比(HR)=0.81 ;95%CI:0.67-1.00;p=0.0544]。