2023/11/06

IZERVAY, 地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性第 3 相 GATHER2 試験結果米国眼科学会で発表

アステラス製薬と子会社 Iveric Bio, Inc.(Iveric)は、地図状萎縮 (Geographic Atrophy:GA)を伴う加齢黄斑変性(Age-related Macular Degeneration:AMD)治療薬で補体因子C5 阻害剤 IZERVAY [avacincaptad pegol(ACP)]硝子体内注射液の第 3 相 GATHER 2 試験結果を米国 San Francisco で開催された 2023 年米国眼科学会(AAO)年次総会で口頭発表した。
IZERVAYは、GA を伴う AMD 治療剤として、FDA から 2023 年 8 月 4日に承認を取得しており、EMA では販売承認申請の審査中である。
本試験では、GA を伴う AMD 患者を対象にした ACP の毎月 1 回(QM)投与および隔月 1 回(Q2M)投与のいずれにおいても、偽処置対照群と比較して 2 年間の投与期間中に GA の進行速度を継続的に低下させることが明らかになった。また、ACP による GA 治療効果は投与後 6 カ月から観察され、2 年間経時的に増大し続け、2 年間の QM および Q2M 投与による治療効果は 1 年間の治療効果と比べて 2 倍以上であった。