お知らせ

2015/08/28

ノバルティスのファリーダックをECが承認

ECは、ノバルティスのヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤ファリーダックFARYDAKカプセル(一般名:パノビノスタットpanobinostat: LBH589)を「ボルテゾミブおよび免疫調節剤(IMiD)など2種類以上の治療歴のある再発または難治性多発性骨髄腫患者に対して、ボルテゾミブとデキサメタゾンその併用療法」として承認した。HDAC阻害剤では、多発性骨髄腫に対するはじめての承認である。
承認の根拠となった第3相無作為化試験(PANORAMA試験)では、ボルテゾミブおよびIMiDを含む2種類以上の治療歴のある再発・難治性多発性骨髄腫患者147例のサブグループ解析において、無増悪生存期間(PFS)、奏効率(ORR)などで良好な結果が示されている。
ファリーダックは、本年2月にFDAにより承認された。また、日本では7月3日に承認され、8月31日に発売された。

リンク] 経営分析 ➜Novartis 新薬開発➜血液がん 市場分析➜血液がん