お知らせ

2015/10/15

エーザイと味の素が消化器疾患領域の事業を統合、国内最大の消化器スペシャリティファーマを目指す

エーザイが消化器疾患領域に関連する事業の一部を分割し、味の素社の100%子会社である味の素製薬株式会社が承継する統合契約を締結した。新統合会社EAファーマ株式会社の株式はエーザイが60%、味の素が40%を保有し、エーザイの連結子会社、味の素社の持分法適用会社となる。

消化器疾患領域は生活様式の変化や社会的ストレスの増加などを背景に、より若い世代を中心にクローン病や潰瘍性大腸炎といった難治性の自己免疫疾患が急増するなど、未だ満たされない医療ニーズの高い領域である。新統合会社の開発パイプラインには潰瘍性大腸炎治療薬のAJG511およびAJM300がフェーズIII段階にある他、慢性便秘治療薬AJG533の国内フェーズIII試験が進行中である。

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