海外製薬産業 ニュース解説
2016/02/03
武田薬品/Lundbeckの大うつ病(MDD)治療薬BRINTELIXに対して認知機能障害治療の効能追加をFDA諮問委員会が勧告
FDA精神系薬物諮問委員会(PDAC:psychopharmacologic Drugs Advisory Committee)は、武田薬品とルンドベックLundbeckのBrintellix(一般名:ボルチオキセチンvortioxetine)の成人の大うつ病性障害(うつ病)の認知機能障害に対する有効性について、8:2で支持した。
申請の根拠となったのは、18~65歳のうつ病患者を対象として認知機能障害へのBrintellixの効果を評価したFOCUS試験とCONNECT試験の結果である。
Brintellixは成人のうつ病に対する治療薬として2013年9月にFDAで承認され、現在64ヵ国で承認されている。2015年12月第3四半期(9カ月)売上181億円の実質成長率(為替調整後の前年同期比)は72%だった。
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