EMA が中央審査方式による治療歴を有する古典的ホジキンリンパ腫(cHL; classical Hodgkin Lymphoma)患者に対するニボルマブ(商品名:オプジーボ) の一変申請を受理した。申請の根拠には、自家造血幹細胞移植やブレン ツキシマブ ベドチン(商品名:アドセトリス) の治療歴のあるcHL 患者に対してオプジーボ を評価したCheckMate-205 試験の結果が含まれている。同試験は、再発または難治性cHL 患者におけるオプジーボの安全性と有効性を評価した第2 相臨床試験である。試験結果は今後関連医学会で発表される予定である。
HL は、主にリンパ節に発生する癌腫で、悪性リンパ球と呼ばれるReed-Sternberg 細胞が特徴である。EUでは、毎年12,200人が新たに診断され、2,600 人が死亡すると推定されている。