FDAの内分泌・代謝薬諮問委員会(EMDAC)が、2型糖尿病治療薬としてインスリングラルギン(商品名:ランタス)とリキシセナチド(商品名:リキスミア)の配合剤Iglarlixi(会社表記iGlarLixi、ニックネームLixilLan)のNDAに関して、12:2で、承認勧告を採択した。ノボノルディスクのIDegLira [インスリン デグルデグ(商品名:トレシーバ)とリラグルチド(ビクトーザ)の配合剤]に続いてのEMDAC承認勧告であるが、サノフィの場合は配合剤のNDAと、米国未承認のGLP-1受容体アゴニストであるリキシセナチドのNDAも審議の対象となった。
iGlarLixiについては、世界的に行われた2本の第3相試験(対象1,900例以上)に基づいてNDAが申請された。試験の結果は、2016年6月に開催される第76回米国糖尿病学会で報告される予定である。