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第54回 薬剤学懇談会 2017年6月9日 抄録
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2017/02/02
RASペプチドとGM-CSFを同時に皮下注射する癌免疫療法が膵癌切除患者の2 年生存率68%を達成
ノルウェーのオスロを拠点とするTargovax社が、膵癌切除患者を対象にRASペプチドを製剤化したTG01とアジュバント(GM-CSF)を 標準療法のゲムシタビン化学療法と併用した第1/2 相臨床試験CTTG01-01の最初のコホート解析で有望な生存データが得られたと発表した。
RAS 変異は多くの癌種に認められ、患者の予後は非常に厳しい。膵癌の85%にRAS変異が認められている。CTTG01-01試験はゲムシタビン 6 サイクルと同調させて、G01/GM-CSF を36 回投与した。最初のコホート(19人)の2 年生存率は、投与開始の平均2 カ月前となる切除手術から計算すると68%(13/19)、投与開始時点から計算すると63%(12/19)だった。公表文献から集計されたゲムシタビン単剤投与の2年生存率30%~53%を上回った。
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