お知らせ

2017/04/06

消費者向けの遺伝子リスク検査キットをFDAが承認

 FDAはパーキンソン病、後発性アルツハイマー病、セリアック病など10種の疾病/症状について、個人用ゲノムサービスの遺伝子リスク(Genetic Health Risk、GHR) 検査を認可した。開発した 23andMe 社の社名にある「23」の由来は人の体細胞が23対の染色体からなることによる。
 23andMe GHR検査は、被験者の唾液からDNAを抽出して50万の変異を検査し、数週間以内に結果を通知する。ある種の疾病または症状に対する個人の遺伝性素因に関する情報を提供し、個人のライフスタイル選択や医療専門家との相談といった場面で新たな情報を提供できる可能性がある。FDAが遺伝子検査サービス製品の消費者への直接販売を認可するのは初めてである。