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第54回 薬剤学懇談会 2017年6月9日 抄録
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2019/09/20
メルクのHIV感染症治療薬をFDAが承認、逆転写酵素阻害薬の時代が再来するか?
Merck’s PIFELTRO™ (doravirine) and
DELSTRIGO
™ (doravirine/lamivudine/tenofovir disoproxil fumarate) Receive US FDA Approval for Use in Appropriate Adults Living with HIV-1 Who Are Virologically Suppressed
非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)の新薬が承認されたのは久しぶりである。単剤のPIFELTROと合剤のDELSTRIGOが同時に承認された。メルクは主力のインテグラーゼ阻害薬アイセントレスの売上が2013年16憶㌦をピークに現在は11憶㌦に減少している。競合するインテグラーゼ阻害薬ドルテグラビル(ViiV/塩野義)は単剤TIVICAYが21憶㌦、さらに合剤TRIUMEGが35憶㌦を売り上げている。一方、メルクの合剤DELSTRIGOはインテグラーゼ阻害薬を配合しておらず、市場シェアを獲得できるか疑問、ピーク時でも1000億円を下回りそうだ。
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Sep 20, 2019
Merck
,
HIV infection
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