2019/11/29

PD-1阻害薬イムフィンジの小細胞肺がん追加適応症

Nov 29, 2019
AZN, PD-1/L1 inhibitor, Lung cancer
  • Imfinzi granted FDA Priority Review for the treatment of patients with extensive-stage small cell lung cancer
  • イムフィンジは広範なステージの小細胞肺がん(SCLC)患者に対する適応症についてFDAの優先審査に指定された
(参考)
 PD-1阻害薬の小細胞肺がん(SCLC)適応症は2018年にオプジーボ、本年(2019年)に入ってキートルーダとテセントリクが承認されている。患者数が多い非小細胞肺がん(NSCLC)の適応症は2015年にオプジーボとキートルーダ、2016年にテセントリク、2018年にイムフィンジが承認されている。
 イムフィンジは2017年に膀胱がんを適応症として初承認され、昨年(2018年)2月にステージIIIの非小細胞肺がん(NSCLC)の追加適応症が承認された。売上高は2018年6億㌦(680億円)、2019年第3四半期(9か月)は10憶㌦(前年比2.8倍)を超えており2019年通年では15憶㌦(前年比2.5倍)を上回る見通し。