塩野義製薬は、SARS-CoV-2 によるCOVID-19 に対する予防ワクチンの開発を決定したと発表した。塩野義製薬としては、感染症を重点疾患領域に掲げる製薬企業として、公的機関やアカデミア、パートナー企業と連携し、COVID-19 に対する治療薬の創製、ワクチンの開発ならびに抗体検査キットの提供に向けた取り組みを進めていく。
グループ会社のUMN ファーマは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援する研究開発課題である「COVID-19 ワクチン開発に関する研究」に2020 年3 月より参画し、UMN ファーマの有する昆虫細胞などを用いたタンパク発現技術を活用した組換えタンパク抗原の作製を進めている。