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2021/08/24

アッヴィ、atogepant の片頭痛予防効果を評価した第3 相試験12 週の結果をNEJM誌に掲載

アッヴィ は、反復性片頭痛の基準を満たす成人を対象に atogepant の片頭痛予防効果を評価した第3 相ADVANCE 試験の12 週の結果がNEJM 誌に掲載されたと発表した。本試験では、平均月間片頭痛日数が50%以上減少した患者の割合もプラセボ群に比べて、atogepant 群で高く、その他の重要な副次評価項目も達成された。 atogepant は、開発段階にある経口投与用カルシトニン 遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬(gepant 系薬剤)で、現在はFDAで承認審査中である。承認された場合、反復性片頭痛の予防的治療薬として開発された最初で唯一の経口gepant 系薬剤になる予定である。
ADVANCE 試験において、主要評価項目(12 週の投与期間を通した平均月間片頭痛日数のベースライン(BL)からの変化)が、atogepant 群(3用量すべて)で達成された[atogepant 10 mg、30 mgおよび 60 mg 群では、それぞれ 3.7 日、3.9 日および4.2 日の減少に対し、プラセボ群では2.5 日の減少 (プラセボ群と比較して全用量群で p<0.0001)]。