無作為化多施設第3 相EMPOWER-Lung 3試験では、PD-L1発現にかかわらず未治療NSCLC 患者(Ⅳ期又はⅢB/C期)を対象として、白金製剤ダブレット化学療法単独とLIBTAYO +白金製剤ダブレット化学療法併用を比較した。中間解析において、主要評価項目の一つであるOSの中央値はLIBTAYO+化学療法併用群で22 カ月(95%CI:16 カ月~評価不能)、化学療法群で13 カ月(95%CI:12~16カ月) [ハザード比(HR)=0.71;95%CI:0.53-0.93;p = 0.014]であった。