お知らせ

2021/08/05

NSCLC に対するLIBTAYO+化学療法の併用1 次療法第3 相試験、有効性確認、早期に中止

Regeneronとサノフィは、進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対するPD-1 阻害剤LIBTAYO と白金製剤ダブレット化学療法との併用療法を評価する第3 相試験において、主要評価項目の全生存期間(OS)を達成できたことから、独立データ監視委員会(IDMC)の早期中止の勧告を受け、これに基づいて早期に中止されたと発表した。
無作為化多施設第3 相EMPOWER-Lung 3試験では、PD-L1発現にかかわらず未治療NSCLC 患者(Ⅳ期又はⅢB/C期)を対象として、白金製剤ダブレット化学療法単独とLIBTAYO +白金製剤ダブレット化学療法併用を比較した。中間解析において、主要評価項目の一つであるOSの中央値はLIBTAYO+化学療法併用群で22 カ月(95%CI:16 カ月~評価不能)、化学療法群で13 カ月(95%CI:12~16カ月) [ハザード比(HR)=0.71;95%CI:0.53-0.93;p = 0.014]であった。