2021/08/31

PD-1阻害薬による尿路上皮がん(膀胱がん)の治療

 08/31, MRK, PD-1, Urothelial carcinoma

FDA Approves Updated Indication for Merck’s KEYTRUDA® (pembrolizumab) for Treatment of Certain Patients With Urothelial Carcinoma (Bladder Cancer)
  • メルクのPD-1阻害薬キートルーダ(ペムブロリズマブ)の尿路上皮がん(膀胱がん)適応症の改訂をFDAが承認した。白金製剤による治療不能となった患者に対する一次療法としての加速承認(2017年)は本承認となった。
  • (参考)FDAはPD-1阻害薬で加速承認した適応症に関する確認臨床試験の審査を進めており、尿路上皮がんではイムフィンジ(アストラゼネカ)とテセントリク(ロシュ)が自主的に適応を取り下げた。キートルーダの市販後臨床試験も失敗していたがFDA諮問委員会は5対3の僅差で承認継続を勧告した。