海外製薬産業 ニュース解説
2021/09/30
海外薬事(主としてFDA)関連ニュース:2021年9月
初回承認ではファイザーがアトピー性皮膚炎の治療薬として開発したJAK阻害薬アブロシチニブを日本の厚生労働省が世界で初めて承認した。一方、FDAはアッヴィが開発した経口CGRP阻害薬アトゲパントを片頭痛に対する予防治療薬として承認した。
承認申請では、FDAの優先審査制度の下でローリング申請を開始したエーザイの早期アルツハイマー病治療薬レカネマブ、次いでブリストルマイヤーズ・スクイブが悪性黒色腫に対してオプジーボとの併用で申請した世界初の抗LAG-3抗体レラトリマブ、さらにJAK阻害薬リンボックの潰瘍性大腸炎の追加申請が注目される。
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