第一三共とアストラゼネカが共同開発中の datopotamab deruxtecan (DS-1062 / Dato-DXd(TROP2 に対するADC)の固形癌を対象にした第 1 相TROPION-PanTumor01試験の最新データが、San Antonio Breast Cancer (#SABCS2021) 2021 Symposium.で発表(GS1-05)された。
datopotamab deruxtecanで治療された44 人の患者のうち、15 人(34%)に奏効率(ORR)が観察され、17 人に病勢安定(SD)が報告された。病勢コントロール率(DCR)は 77%であった。奏効期間(DOR)の中央値には達しておらず(範囲、2.7〜7.4 カ月以上)、2021 年7 月30 日のdata-cut-off 時点で、大部分が継続していた。