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2022/04/06

Harbour BioMed、CLDN18.2 x CD3 二重特異性抗体HBM7022 をアストラゼネカとの導出契約

Cambridge(Mass)、Rotterdam(Netherlands)、蘇州(中国)に拠点を置き、新規抗体療法の創薬、開発、および商業化を目指す中国系グローバルバイオ医薬品企業HarbourBioMed(HBM)が、HBM の重鎖抗体(HCAb)ベースの免疫細胞エンゲージメント(HBICE)技術基盤から創製された新規二重特異性抗体HBM7022 について、アストラゼネカ とグローバル導出契約を締結したと発表した。
HBM7022 は、二重特異性抗体であり、現在前臨床段階にあり、腫瘍関連抗原(Claudin18.2)とCD3 を標的とすることで腫瘍細胞とT 細胞とを接近させる架橋の役割を演じて、T 細胞の強力な活性化と腫瘍の消失をもたらす。ライセンス契約が締結され、その契約条件に従って、アストラゼネカはHBM7022 の研究、開発、薬事許認可、製造、および商品化のための独占的なグローバルライセンスを付与され、そのさらなる開発と商品化の費用および事業活動に関連するすべての費用および活動に対して単独で責任を負うものとする。ライセンス契約に従い、HBM は2,500 万US$の一時金を受領、特定の開発、許認可、および商業上のマイルストン達成に伴い最大3 億2,500 万US$の追加支払いを受領する可能性がある。