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2022/05/12

Caribou Biosciences、他家抗CD19CAR-T 細胞療法CB-010 奏効率100%初期臨床データ発表

臨床段階のCRISPR ゲノム編集バイオ医薬品企業Caribou Biosciences, Inc.(Caribou)は、再発または難治性B 細胞非ホジキンリンパ腫(r / r B-NHL)患者を対象にしたCB-010 の第1 相ANTLER 試験のコホート1(n = 5 評価可能)における奏効率(ORR)が100%、完全奏効率(CR)が80%という初期結果を、6 月中旬開催される欧州血液学会で発表を予定している。
CB-010は、Cas9 CRISPR hybrid RNA-DNA(chRDNA)技術を使用してデザインされた他家抗CD19 CAR-T 細胞療法で、CD19 特異的CAR をTRAC 遺伝子に挿入し、PD-1 をノックアウトして抗腫瘍活性の持続性を高めている。PD-1 をノックアウトした初めてのCAR-T 細胞である。