お知らせ

2016/06/04

BMSがASCOで13 癌腫にわたる癌免疫(併用)療法による長期生存データ36 報を報告

 ブリストルマイヤーズ スクイブ(BMS)は、ASCO2016 においてInvestor meeting を開催し、同社の癌免疫療法の戦略、ASCO 発表の重要データ、革新的な次世代癌免疫療法について発表した。13 癌腫に対するオプジーボ 、ヤーボイ 、EMPLICITI、スプリセルなどの単剤療法、あるいは併用療法の最新データを報告し、広範な固形腫瘍、血液腫瘍におけるアンメットニーズに応えるとのコミットメントを表明した。
 BMSは当面の治療目標について、癌免疫併用療法による「質の高い長期生存」の達成としている。また、8 種の新たなターゲットについて2016 年内に臨床評価を開始する。①腫瘍の微小環境に作用する抗CSF1R、IDO、抗CD73 阻害、②オプジーボと同様のT 細胞の活性化を狙う、抗LAG3、抗CD137 (urelumab)、抗GITR、抗OX40、③EMPLICITI と同様のNK 細胞活性化を狙う抗KIR(lirilumab)が挙げられている。

Link 企業分析Bristol-Myers Squibb (BMS) 新薬開発➜腫瘍免疫I-O 市場動向➜腫瘍免疫I-O