お知らせ

2017/09/27

ALCMI (Addario Lung Cancer Medical Res. Inst.)、Inivata と臨床で初期肺癌のctDNA 解析

患者組織が設立した非営利グローバル研究コンソーシアムALCMI(Addario Lung Cancer Medical Research Institute)とリキッド・バイオプシーのctDNA 技術基盤InVision を有するInivata が、初期肺癌におけるctDNA 解析のための大規模な臨床試験共同で開始する。研究目的は、高感度InVision 解析を使用して、非小細胞肺癌(NSCLC)の外科的切除後の患者の最小残存病変(MRD)の測定と、ctDNA の有する潜在的な役割を判定するために、さらなる治療を必要としている患者の同定と再発の監視にctDNA の有用性を検証することである。
LIBERTI (Liquid Biopsy in Early Stage NSCLC Resected Lung Tumor Investigation) 試験は、米国内のALCMI メンバーの10施設が参加し、500 人の患者を登録して実施する。主要評価項目は、NSCLC 患者の切除手術後のctDNA の存在と再発との相関性を調べることにある。副次目的は、摘出手術後の治療中および治療後のモニタリングにおけるctDNA の役割を検討することなどである。