お知らせ

2017/09/06

再発・難治性慢性リンパ性白血病に対するPI3K 阻害duvelisib 第3 相DUO 試験最新報告

 Verastem, Inc.がInfinity Pharms.から導入し開発中のFirst-in-class のphosphoinositide 3-kinase (PI3K)-δおよびPI3K-γに対する経口デュアル阻害剤duvelisib について、再発・難治性慢性リンパ性白血病(CLL)または/小リンパ球性白血病(SLL)患者を対象に、有効性と安全性を評価する第3 相DUO 試験のポジティブな最新情報が報告された。
 主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)は、CLL/SLL の標準療法であるofatumumab の中央値9.9 ヵ月に比べて、経口duvelisib の単剤療法では13.3 ヵ月であり、ハザード比 (HR) は0.52であった(p<0.0001)。また、17p 欠失遺伝子を有するサブ集団におけるHRは0.41であった(ofatumumabs 9.0 ヵ月vs. duvelisib 12.7 ヵ月、p=0.0011)。