お知らせ

2019/12/10

寒冷凝集素症に対する抗C1s抗体スチムリマブの治療効果

12/10 Sanofi, anti-C1 antibody, Cold agglutinin disease
  • Positive results presented from pivotal Phase 3 trial of sutimlimab in people with cold agglutinin disease (サノフィは寒冷凝集素症(CAD)の患者におけるsutimilmab(スチミルマブ)の申請用フェーズ3試験の好成績を発表)
  • スチムリマブはC1s(C1補体のセリンプロテアーゼ)を標的とするヒト化モノクローナル抗体である。C1sは免疫システムにおける補体活性経路の最初の段階に関与しており、C1sの阻害により、自己免疫疾患である寒冷凝集素症(CAD, Cold agglutinin disease)の発症を抑える効果が期待される。CADの発症率は100万人あたり16人、患者数は米欧日で1万2000人と推定される。