お知らせ

2021/02/24

第一三共/LYSA-LYSARC-CALYM, R/R BCL に対するvalemetostat(DS-3201)の共同開発契約

第一三共とLYSA-LYSARC-CALYM は、第一三共の潜在的なfirst-in-class のEZH1/2 デュアル阻害剤valemetostat (DS-3201)を評価するために、再発/難治性B 細胞リンパ腫(R/R BCL)の5 つのサブタイプからなる患者を対象に、第2 相臨床試験から始まるB 細胞悪性腫瘍に関わる戦略的共同研究開発契約を締結した。
本提携を通じてLYSA-LYSARC-CALYM が有するリンパ腫治療薬開発における幅広い専門知識を活用し、BCL 患者に新しい治療の選択肢を提供することを目指している。この提携契約は、第一三共の革新的なScience と、the Lymphoma Study Association((LYSA)、the Lymphoma Academic Research Organization (LYSARC)、および再発/難治性の非ホジキンリンパ腫患者に対するvalemetostat について進行中の第1 相試験に基づいた臨床およびトランスレーショナルリサーチを実施するためのCALYM研究コンソーシアムによる学際的な専門知識を結集して進めるものである。リンパ腫は90 以上の異なるサブタイプからなるヘテロな疾患の総称であり、新しい治療法の進歩により一部の患者の転帰が改善された一方で、R/RBCL の管理は依然として主要な課題として残されている。現在、癌治療法として承認されたデュアルEZH1 / 2 阻害剤による療法は存在しない。