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2022/09/26

Seagen/LAVA, γδ 二重特異性T 細胞engager LAVA-1223 の独占的世界的ライセンス契約締結

抗体薬物複合体(ADC)療法の世界的leader でありpioneer のSeagen Inc. (Seagen)と、独自の Gammabody™基盤技術の開発に注力する臨床段階の癌免疫療法の開発企業 LAVA Therapeutics N.V. (LAVA)が、single domain の二重特異性γδ T 細胞engager LAVA-1223 の開発、製造、商業化に Seagen が取り組む独占的ライセンス契約を締結したと発表した。
LAVA-1223は、LAVA 独自の Gammabody™ 技術を利用して、上皮成長因子受容体 (EGFR) を発現する固形癌を標的とする、前臨床試験段階にある開発候補品目である。本品は、EGFR 発現癌細胞の存在下で Vγ9Vδ2 (γδ) T 細胞を標的にして活性化するように特別に設計された、first-in-class の可能性のある治療法である。EGFR は、結腸直腸癌、肺癌、頭頸部癌を含む複数の固形癌タイプで過剰発現している、十分に検証された標的である。
契約に基づいて、Seagen は、LAVA-1223 の独占的なグローバル ライセンスを取得し、LAVA に一時金 5,000 万$を支払う。潜在的な開発、薬事規制、および商業上のマイルストンは最大約6 億5,000 万$を支払い、ロイヤルティは、将来の売上高で 1 桁から 10%台半ばまでの範囲になっている。この契約により、Seagen は、LAVA 独自の Gammabody™ 技術を最大 2 つの追加の癌に対する標的に適用する権利を独占的に交渉する機会を取得している。