お知らせ

2023/03/06

エンハーツ第2 相試験中間解析, 複数のHER2発現腫瘍に臨床的に有意な永続的反応示す

第一三共とアストラゼネカは、抗HER2 ADC 薬エンハーツ (一般名:トラスツズマブデルクステカン)について、重度の前治療を受けて、複数の HER2 発現進行固形腫瘍患者に対する、進行中の第2 相DESTINY-PanTumor02 試験の中間解析結果から、事前に指定された奏効率(ORR)の目標を達成し、持続的で臨床的に有意な奏効を示すポジティブな高レベルの結果を示したと発表した。第2 相DESTINY-PanTumor02 試験では、胆道癌、膀胱癌、子宮頸部癌、子宮内膜癌、膵臓、卵巣癌および希少癌など、根治治療が適さない、局所進行、切除不能、または転移性で治療歴のある HER2 発現固形腫瘍の患者における エンハーツ の有効性と安全性を評価している。 この試験の主要評価項目は、試験責任医師が評価した確定診断済みのORR であり、治験責任医師が評価した奏効期間 が主要副次評価項目である。このデータは、今後の医学会で発表され、世界の規制当局と共有される予定である。