お知らせ

2021/07/06

エンパグリフロジンEMPEROR-Preserved 試験、左室駆出率保持心不全患者心血管死のリスク軽減

べーリンガー インゲルハイム(BI)とイーライ リリー(Lilly)は、第3 相EMPEROR-Preserved 試験が主要評価項目を達成したと発表した。
エンパグリフロジンは2 型糖尿病合併の有無を問わない左室駆出率が保持された心不全(HFpEF)患者において、心血管死または心不全による入院の複合評価のリスクを有意に低下させることが示された最初の治療薬となった。今回の結果とEMPEROR-Reduced 試験結果を併せると、エンパグリフロジンは左室駆出率を問わない幅広い心不全に有効性を証明したことになる。