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2023/01/27

カービクティ第3 相CARTITUDE-4 試験、主要評価項目の早期達成で盲検解除勧告




ジョンソン エンド ジョンソン傘下のヤンセンファーマは、抗BCMA CAR T 細胞療法であるカービクティ(一般名:シルタカブタゲン オートルユーセル)を、ポマリドミド、ボルテゾミブ、及びデキサメタゾン(PVd)又はダラツムマブ、ポマリドミド、及びデキサメタゾン(DPd)と比較評価する第3 相CARTITUDE-4 試験で、再発したレナリドミド抵抗性多発性骨髄腫患者の治療に関して、事前に設定した最初の中間解析で、無増悪生存期間(PFS)の有意な改善という主要評価項目を達成した。主要評価項目の達成により、独立データ監視委員会が試験の盲検解除を勧告した。
カービクティは、BCMA を標的とする遺伝子改変自己T 細胞免疫療法であり、CAR 陽性T 細胞にBCMA を発現する細胞を排除するように指示する遺伝子をコードする導入遺伝子で患者自身のT 細胞を再プログラミングすることを含んでいる。BCMA は主に、悪性多発性骨髄腫 B 系統細胞、ならびに後期B 細胞および形質細胞の表面に発現していることが知られている。 CARVYKT CAR タンパク質は、ヒトBCMA に対して高い親和力を与えるように設計された2 つのBCMA を標的とする単一ドメインを特徴としている。