2013/11/08

ブリストルマイヤーズ(BMS)が糖尿病を研究対象から除外する方針を発表

BMSの糖尿病領域は最新の薬理で注目される世界初のSGLT-2阻害剤ForxigaやDPP-4阻害剤で三番手のオングリザを自社開発し、昨年7月には70億ドル(7000億円)を費やして世界初のGLP-1受容体作動薬バイエッタを開発したバイオベンチャーAmylinを買収するなど、存在感を増していた。それだけに、今回の発表は意外だった。 研究対象から外れる低分子領域には精神神経系、C型肝炎も含まれており、抗がん剤を中心とするバイオ医薬への集中が鮮明となった。年初からの株価上昇率65%は製薬業界で最大、市場(S&P500)の上昇率27%も大きく上回った。