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2022/07/25

多発性硬化症治療薬タイサブリに対するバイオシミラー製品

 

07/25, Novartis, Biosimilar, Integrin

Applications for proposed first-of-a-kind multiple sclerosis biosimilar natalizumab accepted by US FDA and EMA

  • 多発性硬化症に対するクラス初のバイオシミラーとなるナタリズマブ(インテグリン阻害薬タイサブリ)の承認申請が米国FDAおよびEMAによって受理された。

2021/03/19

ヤンセンのS1P受容体作動薬ポネシモドをFDAが承認

03/19, JNJ, MS, S1P
Janssen Announces U.S. FDA Approval of PONVORY™ (ponesimod), an Oral Treatment for Adults with Relapsing Multiple Sclerosis 
ヤンセンが開発した経口投与のS1P受容体作動薬ポネシモド(販売名 PONVORY)を再発性多発性硬化症の治療薬として承認した。

(参考)ノバルティスが吉富製薬(現、田辺三菱製薬)から導入して2010年に発売したジレニアが世界初のS1P受容体作動薬であるが特許満了となる。ノバルティスは自社開発した後継品MAYZENTを2019年に発売している。一方で、ブリストルマイヤーズ・スクイブが昨年(2020年)ZEPOSIAを発売、そして今回ヤンセンのPONVORYが承認され、3品目がジレニアの3000億円の市場で競合することになる。ZEPOSIAが追加効能として申請中の潰瘍性大腸炎がS1P作動薬の市場を拡大できるかどうか注目される。






2020/08/20

CD20標的抗体による多発性硬化症の治療

08/20 NVS CD20 Multiple sclerosis (MS)
FDA approves Novartis Kesimpta® (ofatumumab), the first and only self-administered, targeted B-cell therapy for patients with relapsing multiple sclerosis

ノバルティスが申請したCD20標的抗体オファツムマブによる多発性骨髄腫の治療をFDAが承認した。販売名はKesimpta(ケジンプタ?)、再発性多発性骨髄腫に対するB細胞治療薬として初めて自己注射可能な製品となる。

(参考)オファツムマブはGSKが開発した抗CD20抗体である。慢性リンパ性白血病治療薬Arzellaとして2009年に発売されていた。大衆薬事業との交換でGSKの抗がん剤事業を取得したノバルティスが自己免疫疾患への応用に成功した。CD20標的抗体の研究で先頭を走るロシュは、2017年にオクレリズマブ(販売名:オクレバス)を発売し、2019年は4000億円近い売上げを計上している。

2020/03/26

多発性硬化症に対するあらたなS1P受容体調節因子

03/26 BMY, S1P receptor, Multiple myeloma (MS)
U.S. Food and Drug Administration Approves Bristol Myers Squibb’s ZEPOSIA® (ozanimod), a New Oral Treatment for Relapsing Forms of Multiple Sclerosis

ブリストルマイヤーズ・スクイブ(BMY)が多発性硬化症の経口治療薬として開発したS1P受容体調節因子ZEPOSIA(ゼポシア、一般名:オザニモド)をFDAが承認した。

(参考)
オザニモドはBMYが昨年買収統合したセルジーンの開発品である。BMYにとっては自己免疫領域で初めての大型製品になると期待される。世界初のS1P受容体アンタゴニストとして2010年に発売された田辺三菱のジレニアは導出先のノバルティスが昨年(2019年)32億ドル(3500億円)を売り上げたが特許満了となっている。ノバルティスは昨年3月に後継品Mayzent(メイゼント、一般名:シポニモド)のFDA承認を取得してジレニアからの切り替えを図っており、ゼポシアとの競合が注目される。

これらは酵素により膜から切り出されて遊離した後に細胞膜上に発現しているGタンパク質共役受容体に結合することによって細胞遊走などを引き起こす生理活性物質でもある。S1Pはスフィンゴシンキナーゼ(SphK)と呼ばれる酵素によって産生され、S1Pの ...
産生機構 · ‎受容体 · ‎生物活性

2020/02/24

B細胞を標的とするオファツムマブによる多発性硬化症治療

02/24 Novartis, CD20, Multiple sclerosis (MS)
  • Novartis announces FDA and EMA filing acceptance of ofatumumab, a novel B-cell therapy for patients with relapsing forms of multiple sclerosis (RMS)
ノバルティスは再発型多発性硬化症(RMS)に対する新規のB細胞治療として、オファツムマブの承認を申請した。月に1回の皮下注製剤で家庭での自己注射が可能であり、大勢のRMS患者にとって第一次選択となりうる薬剤である。

(参考)
ノバルティスは2015年に大衆薬およびワクチン事業をグラクソのオンコロジー事業と交換した際にオファツムマブも入手した抗CD20抗体である。成熟前Bリンパ球の活性化を阻害する(Wikipedia)。グラクソは2009年に慢性リンパ性白血病(CLL)治療薬アーゼラ(Arzella)としてFDA承認を取得したものの、売上高は1億ドル(110億円)前後にとどまっていた。ノバルティスに移管されてからも売上開示基準に達しなかった模様。アーゼラは週1回2000mgと高用量の点滴静注が必要だった。RMS治療薬としては月に1回20mgの皮下注射と大幅に減量している。CD20を標的とする抗体医薬はリツキサンがCLLと関節リウマチを主効能として60憶ドル(6600億円)に達している。ロシュは多発性硬化症にはオクレバスを開発した。2017年に発売すると発売後2年で2000憶円を超えている。ノバルティスがグラクソの失敗から大きな拾い物をしたことになるのかどうか、注目される。


2017/11/19

再発多発性および一次性進行性多発性硬化症の治療薬として欧州委員会CHMPがオクレリズマブの承認を勧告(2017/11/10)

ロシュが開発した抗CD20抗体オクレリズマブ(販売名OCREVUS) の販売承認申請(MAA)に対して、欧州医薬品庁(EMA) の医薬品委員会(CHMP) は「症状または画像によって診断された活動性/再発性の多発性硬化症」、および「罹患期間、身体障害レベル、炎症に特徴的な画像診断、によって判定される初期の一次性/進行性(PP)多発性硬化症」の治療薬として承認を勧告した。欧州では多発性硬化症(MS)患者が約70 万人おり、大部分は再発性あるいは一次性/進行性である。
OCREVUSは、myelin(神経細胞鞘およびその支持体)と軸索神経細胞へのディストリビュータと考えられる免疫細胞の一種であるCD20 陽性B 細胞を標的とするヒト化モノクローナル抗体である。米国では本年(2017年)3月に承認されている。

Link » ロシュCD20多発性硬化症

2016/05/27

多発性硬化症治療薬ダクリズマブがFDA承認を取得

FDAが、バイオジェンとアッヴィが共同開発中の多発性硬化症(MS)治療薬ダクリズマブ(商品名:ゼナパックス)を承認した。ダクリズマブの適応は、既存の治療を2回あるいは3回受けても効果不十分な患者に限定される。警告に「自己免疫性肝炎を含む肝障害およびその他の免疫介在性障害」が含まれる。
ダクリズマブは、インターロイキン-2(IL-2)受容体サブユニット(CD25)に高親和性であり、かつ選択的に結合するヒト型IgG1モノクローナル抗体である。CD25はMS患者で活性化されており、T細胞上に高レベルに発現している。ダクリズマブの正確な作用機序は不明であるが、CD25に結合することから他の疾病修飾療法とは異なると推定されている。本剤による治療の1年目にはリンパ球の総数、TおよびB細胞数がベースラインから10%減少したが、最終投与後8~12週間でベースラインレベルに回復した。
今回の承認は、第2b相SELECT試験、第3相DECIDE試験などに基づいている。これらの試験において、ダクリズマブ(150 mg、4週間毎に皮下投与)は、主要評価項目の年間再発率を、144週時点でインターフェロンβ1bより45%低下させ、52週時点ではプラセボより54%低下させた(両ケースともにP<0.0001)。

Link 企業分析AbbVie 新薬開発➜自己免疫疾患(その他) 市場動向➜多発性硬化症

2015/06/26

欧州医薬品委員会CHMP、6月定例会議でノバルティスのHDAC阻害薬パノビノスタットの承認勧告を採択

EMA医薬品委員会(CHMP)は、6月定例会議でノバルティスのエピジェネティックHDAC阻害薬パノビノスタット(商品名:FARYDAK)、ヘッジホッグシグナル伝達阻害薬のsonidegib(商品名:ODOMZO)を含む5件の新薬の承認勧告を採択した。パノビノスタットはボルテゾミブおよび免疫調節剤を含む前治療歴のある再発・難治性多発性骨髄腫に対して、sonidegibは根治手術または放射線治療が不適な成人の局所進行基底細胞癌の治療である。3件の酵素補充療法の承認勧告が採択された。肝生細胞を先端医療とする申請は非承認の勧告となった。

リンク] 経営分析➜Novartis  新薬開発➜血液がん  市場分析➜血液がん


2013/05/29

新発売の多発性硬化症(MS)治療薬Tecfidera(Biogen Idec)の販売が好調

MS治療薬Tecfideraの処方箋枚数(週間)は発売5週目で2,000枚に達した(米国IMS調査)。年間売上高はアナリスト予想の2倍、8億ドルに達する勢いだ。経口投与のMS治療薬として先行するGilenya(Novartis/田辺三菱)の処方箋枚数は現在3000枚。2,000枚を超えたのは40週以降だった。

2013/03/27

多発性硬化症(MS)の経口治療薬Tecfidera (バイオジェン・アイデック)がFDA承認を取得

MS治療薬として世界初の経口剤となったノバルティスのGilenya(日本名=イムセラ)は発売2年目の2012年に12億ドル(1000億円)を超え、導出元の田辺三菱の特許料収入は100億円を上回る見通し。しかし、同じく経口剤のMS治療薬としてAubagio (サノフィ)が昨年9月、Tecfidera(バイオジェン・アイデック)が今年3月に発売され、競争が激化しそうだ。バイオジェンはMS市場でAvonex(12年販売額29億ドル)とTysabri(同16億ドル)を販売しており、自信を持っている。強気のアナリストは、「再発減少率(44%-53%)はGilenyaの54%には及ばないがAubagioの肝障害、Gilenyaの除脈といった副作用問題がないので、TecfideraはMS治療薬市場で最大となる39億ドルに達する」と予想している。

2012/09/12

経口投与の多発性硬化症(MS)治療薬AUBAGIOがFDA承認を取得(サノフィ)

多発性硬化症の経口治療薬として世界で初めて2010年秋に発売されたGilenya(日本名イムセラ)はノバルティスが直近4-6月期に3億ドル(240億円)近い世界売上を計上した。発売二年目で年間10億ドル(800億円)を超し、田辺三菱製薬が受け取る特許料収入も100億円を超す見通しだ。MS治療薬として2番目の経口剤となるAUBAGIOとの競合を跳ね返し、20億ドル製品へと一段の成長が期待される。

2012/06/01

サノフィ・アベンティスが多発性硬化症(MS)治療薬AUBAGIOのフェーズ3、TOWER試験の結果を発表

AUBAGIOteriflunomide)は多発性硬化症の年間再発率を36%低下。田辺三菱がノバルティスに導出したGilenyaに次いで2番目となる「経口」のMS治療薬をめざす。