2023/02/02
テゼスパイアの新たな充填済みペンによる自己投与をFDAが承認
今回の承認は、第1 相PATH-BRIDGE試験、および第3相PATH-HOME試験結果を含むPATHFINDER臨床試験プログラムの結果に基づいている。医療提供者、患者、および介護者の大部分(92%)は、PATH-HOME 試験を通じて、診療施設と自宅の両方でテゼスパイアを投与することができた。PATH-HOME 試験で観察された テゼスパイアの喘息の制御と安全性プロファイルの改善は、これまでの臨床試験結果と一致していた。テゼスパイア自己投与とテゼスパイア 充填済みペン は、EU でも承認されており、世界中の他のいくつかの国で規制当局の審査を受けている。
2022/08/07
アムジェン、KRAS G12C 阻害剤ルマケラス の併用・HLE BiTE tarlatamab をWCLC で発表
発表は、① KRAS G12C 阻害剤ルマケラス (一般名:ソトラシブ)とペムブロリズマブまたはアテゾリズマブ、および ② ルマケラスと低分子タンパク質tyrosine phosphatase 2(SHP2) 阻害剤 RMC-4630 との新たな併用療法の結果が含まれる。さらに、③ 小細胞肺癌(SCLC) におけるdelta-like ligand 3 (DLL3)を標的とする、first-in-class の半減期延長二重特異性 T 細胞エンゲージャー (HLE BiTE®) 分子 tarlatamab の安全性と有効性を評価する第 1相用量探索および拡大試験の DeLLphi300 試験における新しいデータが取り上げられた。
2022/04/10
KRAS阻害薬による進行性非小細胞肺がん患者の生存率改善
LUMAKRAS® (sotorasib) CODEBREAK 100 study shows two-year overall survival of 32.5% in patients with KRAS g12c-mutated advanced non-small cell lung cancer
- アムジェンが開発したKRAS阻害薬ルマケラス(LUMAKRAS、一般名:ソトラシブ)はCODEBREAK 100試験においてKRAS g12c変異を有する進行性非小細胞肺がん患者の 2年全生存率 32.5%を達成した。重度の前治療歴を有する患者174例を登録し、全生存期間(OS)12.5か月、無増悪生存期間(PFS)6.3か月、完全奏功5例、部分的奏功65例を記録した。アムジェンによるとKRAS g12c変異は一般的にNSCLC患者の13%に見られる。
2022/04/04
アンチセンスRNA干渉治療薬による高リスク高コレステロール血症患者の治療
04/04, AZN, Cholesterol, PCSK9, RNAi
AZD8233 reduced low-density lipoprotein cholesterol levels by 73% in patients with high-risk hypercholesterolemia in ETESIAN Phase IIb trial- AZD8233は第IIb相試験 ETESIANにおいて高リスクの高コレステロール血症患者の低密度リポタンパク質(LDL)コレステロール値を73%低下させた。
2022/02/14
KRAS g12c変異がある進行すい臓がん患者に対するKRAS阻害薬の治療成績
02/14, AMGN, KRAS, Pancreatic cancer
LUMAKRAS® (sotorasib) shows encouraging and clinically meaningful anticancer activity in patients with KRAS g12c-mutated advanced pancreatic cancer in CODEBREAK 100 trial- ルマクラス(ソトラシブ)はKRAS g12c変異がある進行すい臓がん患者を対象とした臨床試験 CODEBREAK 100において有望で臨床的に意義のある抗がん作用を示した。
2022/02/03
アムジェン/Plexium、新規標的タンパク質分解誘導療法の創薬に向け複数年の提携契約を締結
契約に基づいて、提携は当初、プログラムを追加するオプション権を有するアムジェン の指定する2 つのプログラムから開始される。 Plexium は、全てのオプション権が行使された場合、前臨床、臨床、許認可、および商業化のマイルストン、および段階的な1 桁のロイヤルティの支払いにより、5 億$以上の支払いを受領する可能性がある。アムジェンは、事前に規定された開発における前臨床試験段階に進んだ各プログラムについて商業化のライセンスを保有し、グローバルな開発と商業化を担当する。複数年にわたる提携は、多重特異性分子の開発におけるアムジェンの専門性を活用した、新しい分子接着剤療法の創製を加速するものである。
2021/05/28
KRAS G12C変異陽性の非小細胞肺がんにたいする分子標的治療薬
FDA Approves LUMAKRAS™ (Sotorasib), The First And Only Targeted Treatment For Patients With KRAS G12C-Mutated Locally Advanced Or Metastatic Non-Small Cell Lung Cancer
- KRAS G12C変異陽性の原発性または転移性の非小細胞肺がん患者にたいする初の分子標的治療薬となる LUMAKRAS(ルマクラス、一般名:ソトラシブ)をFDAが承認した。
FDA、KRAS G12C変異陽性の非小細胞肺癌にルマケラス承認
免疫チェックポイント阻害剤/白金製剤ベースの化学療法後に病勢が進行した、局所進行または転移性KRAS G12C変異陽性のNSCLC患者124人を登録した臨床試験で、ルマケラスの有効性を評価した。主要評価項目の奏効率(ORR) は36%であり、奏効例の 58%で奏効期間(DOR)が6カ月以上であった。
この加速承認による承認審査の一環として、FDAは、市販後の確認試験以外に、低用量で同様の臨床効果が得られるか否かを評価するための臨床試験を別途要求している。
2020/12/31
多発性骨髄腫の治療薬として開発中の二重特異性抗体医薬
12月上旬にオンライン開催された米国血液学会(ASH)では、CD3による細胞免疫を誘導しながら、BMCA(B細胞成熟抗原)やGPRC5D(Gタンパク質共役受容体クラス5メンバーD)などを標的とする二重特異性抗体の新薬が次々と登場した。ファイザーのpf---3135、ヤンセンのタルケタマブ、リジェネロンのREGN5458、アムジェンのAMG 701は、いずれも初期臨床試験の段階だが多発性骨髄腫(MM)で好成績をおさめている。ヤンセンはBCMAを標的とするCAR-T細胞療法 cilta-cel のフェーズ1b/2試験の好成績もASHで発表した。
本年(2020年)8月にMM治療薬として承認されたGSKのBLENREP(一般名:ベランタマブ)は二重特異性抗体ではなくADC(抗体薬物複合体)治療薬であるが、初めてのBCMA標的薬となった。ベランタマブの適応症は4剤以上の前治療歴がある場合(5L)に限定されているが、いずれはベランタマブも含めてBCMA標的の一次選択(1L)治療薬が出てくる可能性が高い。MM治療薬は2019年実績108億ドル(1兆1200億円)のレブラミド(ブリストルマイヤーズ・スクイブ)や発売後4年で30億ドル(3200億円)に達したダーザレックス(ヤンセン)など、市場性が大きいだけに開発段階から激しい競合が繰り広げられている。
(参考)タケダ薬品が2008年に買収したミレニアムの主力品ベルケイドはプロテアソーム阻害剤の多発性骨髄腫治療薬であった。ピーク時には導出先のヤンセンが1700億円、タケダ薬品が1600億円を売上げたが、特許終了にともない売上高は激減している。プロテアソーム阻害剤の後継品ニンラーロは経口剤となって2015年に発売されたが、2019年売上高は770億円にとどまっている。さらに一次療法への適応症拡大を目指した臨床試験が本年(2020年)9月に失敗しており、競合品の開発状況から判断すると、タケダ薬品が12月のR&D説明会で提示した1500億円の目標は不可能と映る。
12/07, PFE, BCMA, CD3, Bispec-Ab, Multiple myeloma
Pfizer reports positive clinical data for BCMA-CD3 bispecific antibody (pf-06863135) in multiple myeloma- ファイザーは多発性骨髄腫に対するBCMA-CD3二重特異性抗体(pf-06863135)の良好な臨床データを報告した。
12/05, JNJ, Bispec-mAb, Multiple myeloma, GPRC5D, CD3
Janssen Presents First Data from the Phase 1 Study of the GPRC5DxCD3 Bispecific Talquetamab in Patients with Relapsed or Refractory Multiple Myeloma- ヤンセンは再発・難治性の多発性骨髄腫患者におけるGPRC5DxCD3二重特異性抗体タルケタマブの第1相臨床試験の最初のデータを発表した。
- リジェネロンのBCMAxCD3二重特異性抗体(REGN5458) は多重治療歴の多発性骨髄腫患者におけるフェーズ1試験で強度かつ持続的な反応が確認された。
- アムジェンはBCMA標的の半減期延長BiTE抗体治療薬AMG 701について最初の臨床データを発表、多重治療歴・多発性骨髄腫患者を登録した最新の評価可能群において全奏効率(ORR)は83%となった。
2020/04/02
アムジェンが新型コロナウイルスに対する中和抗体の開発に着手
2020/02/26
心筋ミオシン活性薬オメカムチブの大規模フェーズ3試験
- Amgen, Cytokinetics And Servier Announce Continuation Of GALACTIC-HF Following Planned Interim Analysis
2019/10/31
アムジェン、中国におけるオンコロジーのプレゼンスの拡大に向けBeiGene と戦略的提携契約
アムジェンは、現金約27 億$でBeiGene の20.5%の株式を取得する。これは、BeiGene のNASDAQ の米国預託株式1 株当たり174.85$の購入価格は、2019 年10 月30 日現在のBeiGeneの30日間のボリューム加重平均株価に対して36%のプレミアム価格である。
2018/10/26
ㇾパーサ、腎機能レベルを問わずLDL-C 値及び心血管イベントリスクを一貫して低下(10/26)
従来のサブグループ解析と同様、今回の解析結果により、軽度から中等度の慢性腎臓病(CKD)患者を含むハイリスクな患者において、低比重リポタンパクコレステロール(LDL-C)値のみならず、心臓発作や脳卒中などの主要心血管系(CV)イベントの相対リスクを低下させるレパーサの有効性が示された。これらの患者(N=4443)では、心血管系死、心臓発作、または脳卒中を含む複合副次評価項目の絶対リスクが減少する傾向が認められた。有害事象はCKD のステージを問わず患者全体で同程度であり、レパーサの既知の安全性プロファイルと一致していた。
2018/05/17
FDA、アムジェン/ノバルティスが開発したAIMOVIG(erenumab-aooe)を片頭痛の予防薬として承認
承認申請の根拠となったLIBERTY 試験は、治療の困難な患者集団を対象にして、CGRP 経路を特異的に標的とする治療薬を検討した初の臨床試験である。本試験では、過去に試した2~4 種の予防的治療で効果がなかった患者246 人を、erenumab 140 mgまたはプラセボを12 週にわたりQ1M で皮下投与する群のいずれかに無作為に割り付けた。erenumab群はプラセボ 群と比較して、主要評価項目の月間片頭痛日数が50%以上減少する見込み(オッズ)が約3 倍高く、この反応を達成した患者の割合は2 倍以上であることが示された(9~12 週目:erenumab 群30.3%、プラセボ群13.7%、p<0.001、オッズ比2.73)。
アムジェン は本剤の日本での独占商業化権を有し、ノバルティス は世界の他の地域での独占的商業化権を有している。
2018/03/09
PCSK9阻害剤の高価格と投与制限について
支払い機関によってPCSK9阻害剤の投与が制限された重症患者で心血管イベントが発生している状況をアムジェンが提示した
2018年3月9日 » Amgen, Cholesterol, Market
2018/02/08
デノスマブは多発性骨髄腫におけるフェーズ3試験に失敗
Feb. 8, 2018
- 多発性骨髄腫の患者を対象としたエクスジーバ(XGEVA、一般名:デノスマブ)のフェーズ3試験結果がランセット誌に掲載された。ビスホスホネート製剤との比較で優位性を示せなかった。
2018/01/17
カイプロリスの全生存期間データ
Jan. 17, 2018
- FDAはアムジェンのプロテアソーム阻害薬カイプロリスについて、全生存期間データを添付文書に記載することを承認した。
2018/01/07
骨粗しょう症治療薬ロモソズマブ(販売予定名:EVENITY)の販売承認申請を欧州医薬品庁が受理
Jan. 7, 2018
- アムジェンがUCBと共同開発中の骨粗しょう症治療薬ロモソズマブ(販売予定名:EVENITY)の販売承認申請(MAA)を欧州医薬品庁が受理。FDAは昨年7月に承認見送りを決定している。
2017/12/31
抗PCSK9抗体のコレステロール低下薬レパーサが「心臓発作および脳卒中に対する予防効能」を追加(12/1)
レパーサのグローバル売上高は2015年10億円、2016年140億円と低迷してきたが、直近3か月間(7-9月期)は90億円へと前年同期(40億円)と比べて倍増している。予防効能の承認を契機として、再来年(2019年)または2020年には1000億円を超えるブロックバスターへと成長する可能性が見えてきた。レパーサより1か月早く、2015年7月に承認されたプラルエント(サノフィ)の売上高は2015年80億円、2016年120億円であった。
2017/12/01
抗PCSK9抗体薬レパーサの心臓発作と脳卒中にたいする予防効能をFDAが追加承認
- 家族性高コレステロール血症を適応症として2015年に承認されたアムジェの抗PCSK9抗体薬レパーサについて、FDAが心臓発作と脳卒中にたいする予防効能を追加承認した。