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2022/05/13

FDA、田辺三菱製薬の筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬RADICAVA ORSを承認

FDA が、田辺三菱製薬のRADICAVA ORS®(一般名:エダラボン) (MT-1186)について筋萎縮性側索硬化症(ALS;amyotrophic lateral sclerosis)を効能として承認した 。RADICAVA ORS(MT-1186)は、ALS 治療薬エダラボン点滴静注製剤(日本製品名:ラジカット®注30mg、およびラジカット®点滴静注バッグ30mg)と同一有効成分を含む経口懸濁剤で、田辺三菱製薬の開発子会社Mitsubishi Tanabe Pharma Development America, Inc.を中心にグローバルな開発が進行中である。これまで、エダラボンの投与経路は点滴静注に限られていたが、RADICAVA ORS®が承認されたことで、ALS 患者にとって、経口で治療薬を服用できるという新たな選択肢ができた。RADICAVA ORS は、1 日1 回(QD)、経口または胃ろうから服用する。
本剤.は、日本およびスイスに承認申請済みである。

2022/01/18

ADC Therapeutics、田辺三菱と抗CD19 ADC 薬ZYNLONTA の独占的ライセンス契約締結

スイスローザンヌに拠点を置くADC Therapeutics SA(ADCT)と田辺三菱製薬は、ADCT が開発・販売中の、抗CD19 ADC 薬loncastuximab tesirine (米国商品名ZYNLONTA)(本化合物)について、全ての癌腫を対象に、日本で独占的に開発および商業化するライセンス契約を締結した。
loncastuximab tesirine (ZYNLONTA)はfirst-in-class となる抗CD19 抗体薬物複合体で、標的のCD19 タンパク質は、一部の種類の非ホジキンリンパ腫(NHL)に影響を与える免疫細胞のB 細胞の大部分に特異的に発現しており、新たな治療法開発の有望な標的となっている。本品は、抗CD19 抗体と低分子のalkyl 化剤との複合薬で、プロテアーゼ による切断が可能なバリン-アラニンリンカー. SG3199 を介してpyrrolobenzodiazepine (PBD)二量体細胞毒性アルキル 化剤SG3199 に結合したヒト化IgG1κモノクローナル抗体から構成されている。リンカー に接続されたSG3199 はSG3249 と呼ばれ、またtesirine.とも呼ばれている。本品の分子量は凡そ151KDa である。SG3249 の平均2.3 分子が各抗体1 分子に結合している。抗体は哺乳類(チャイニーズハムスター卵巣)細胞によって産生される。2 回以上の全身療法を実施した後、再発または難治性になった、びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫の治療薬としてFDA から承認されており、他の薬剤との併用療法についても開発中である。

2021/05/18

田辺三菱Canada子会社MedicagoとGSK、COVID-19 Vaccineの第2/3相試験中間結果発表

5月18日、Quebec市に拠点を置く、田辺三菱製薬のCanada子会社でバイオ医薬品企業 Medicago と GlaxoSmithKline (GSK) は、GSKのpandemic adjuvantと併用を評価中の、Medicagoの植物由来の virus様粒子(VLP)のCOVID-19 Vaccine(CoVLP)の第 2 臨床試験部分の中間解析で、安全性および免疫原性データで、ポジティブな結果が得られたと発表した。

1. 発表概要:
これらの結果は、進行中の第 2/3相試験の一部であり、第1相試験中に観察された有望なプロファイルを繰り返し示している。中和抗体価を指標に判定される免疫原性は高く、COVID-19 からの回復患者血清のパネルよりも約 10 倍の高力価を示した。接種関連の重篤な有害事象は報告されておらず、反応原性は一般的に軽症から中等症で、それらの持続期間は短期間で解消した。

2. MedicagoのScientific & Medical Affairs担当上級副社長Nathalie Landry氏のコメント:
「第2相試験データからこのような肯定的な結果が得られたことを非常に嬉しく思う。 2回投与後、Adjuvant vaccine候補は、年齢に関係なく、全ての被験者に強力な中和抗体産生と細胞性免疫応答を誘導した。これらの結果は、我々が第 3 相臨床試験を継続して進める上で、自信を与えてくれている。特に、世界中の予防接種の取り組みにおいて相互予防効果が、重要な考慮すべき事項として浮上しているため、COVID-19との世界的な戦いに別のツールとして追加したいと考えている。」と述べている。

3. GSK Vaccinesの最高医学責任者Dr. Thomas Breuerのコメント:「解析結果が非常に強力な免疫応答を示唆していることを嬉しく思う。MedicagoのCOVID-19 Vaccine候補と GSK のPandemic adjuvantの組み合わせに対する忍容性が高く、その潜在的な利点を強化している。Pandemicへの世界的な対応への貢献における次のステップとして、現在進行中のこの冷蔵庫で安定なvaccine候補の第3相試験の結果を楽しみにしている」と述べている。

4. 第2相試験パート:試験は、18 ~ 64 歳の成人、65 歳以上の高齢者、および併存疾患のある成人を登録して、CoVLP の処方および投与計画 (21日間隔で GSKのPandemic adjuvantと組み合わせた 3.75 μg CoVLP の 2 回投与) が、健康な成人において許容可能な免疫原性および安全性プロファイルを持つことを確認するための複数のパートからなるデザインである。各群最大302人を登録して実施した。高齢者は65歳~74歳および75歳以上のサブグループで評価した。第2相試験中間解析は、成人および高齢者の第2相試験の中間解析データは、MedRxiv のOnline Preprint Serverで公開されている。この論文は、18-64 歳の成人(成人) および65 歳以上の高齢者(高齢者)における、中和抗体 (NAb) および細胞性免疫(IFN-γ及びIL-4 ELISpot) 応答によって測定され、安全性と忍容性の結果、および免疫原性の提示に焦点を当てている。

5. 第 3 相試験パート: 2021 年 3 月 16 日に開始された。現在、試験施設は、Canada、米国、英国、Brazilで同様の患者集団を被験者として登録して、今後数週間以内に新たな施設が追加される予定である。本vaccine候補は、米国で FDA によってfast track指定を受けており、Health Canadaは、暫定指示に基づいてMedicagoの COVID-19のrolling 申請の審査を開始した。(完)

(主な出典:https://www.medicago.com/en/media-room/medicago-and-gsk-announce-positive-interim-phase-2-results-for-adjuvanted-covid-19-vaccine-candidate/

2021/03/16

GSK と Medicago、COVID-19 に対する adjuvant 添加 vaccine 候補の第 3 相臨床試験開始

3 月 16 日、GlaxoSmithKline(GSK)と田辺三菱製薬子会社 Medicago(Quebec, Canada)は、GSK の adjuvant を添加した Medicago の植物由来 COVID-19 Vaccine 候補について、現在進行中の 第 2/3 相試験の一環として、第 3 相臨床試験を開始すると発表した。Medicago は、Canada お よび米国の規制当局より、第 2 相臨床試験の中間解析における良好な結果に基づいて、健康 な成人を第 3 相臨床試験に組み入れることの承認を取得した。

Medicago の CEO 兼社長の Takashi Nagao(長尾隆)氏のコメント:「「世界各地の臨床試験 施設で、第 3 相臨床試験の開始という大きな一歩を踏み出せることを大変嬉しく思う。これ により、新 COVID-19 Vaccine を人々に提供するという目標に一歩近づき、またパートナーで ある GSK とともにパンデミックに対する世界的な闘いに貢献することが出来る。」と述べた。

GSK Vaccines 事業部門の最高医学責任者 Thomas Breuer 氏のコメント:「今回、後期臨 床試験へ進んだことは、COVID-19 との継続的な闘いにおいて、adjuvant 添加 vaccine 候補が 良い結果をもたらしてくれる可能性があるという、我々の自信を更に強くしてくれた。本年 末に試験結果を発表できることを期待している。」と述べている。

Medicago の植物由来 vaccine

同社の COVID-19 に対する植物由来 vaccine 候補は、 coronavirus 様粒子(CoVLP)技術を用いて、virus 様粒子(VLPs)として発現した組換えスパイク (S)タンパク質と GSK の adjuvant とを組み合わせたものである。この vaccine 候補は、3.75 ㎍ の CoVLP を 21 日間の間隔を開けて、2 回接種する。この adjuvant 添加 vaccine 候補は、2021 年 2 月、FDA から Fast Track の指定を受けている。

第 3 相臨床試験

event-driven(主要評価項目として設定した疾患の発現が予め規定した例 数に達するまで継続する)、無作為化、評価者盲検、palcebo 対照、2 群クロスオーバー試験で、 adjuvant 添加の coronavirus 様粒子製剤の有効性と安全性を、placebo と比較し評価する。本試 験では、最初に 18~65 歳の健康成人、続いて 65 歳以上の高齢者、基礎疾患のある成人を最 大 30,000 人登録する予定。本試験は、Canada、米国を始め、規制当局による承認を待つその 他の国を含む 10 カ国で行われる予定で、民族的・人種的に多様な集団の男女を組み入れる。 第 2 相臨床試験は、間もなく終了 予定で、その結果は 2021 年 4 月 に公表される予定。

Medicago のvaccine 製造法

同社の所有するProficia技術基盤 は、遺伝子修飾していない野生型 の、植物 virus の研究に汎用され る Nicotiana benthamiana(タバコ 科植物)を使用、1 株でも 10000 株 でも同一条件での育成が可能な スケールアップが容易なグリー ンハウスでの vaccine 製造である。

2020/03/12

田辺三菱製薬カナダ子会社Medicago、SARS-CoV2 virus 対応植物由来virus 様粒子作成成功

カナダのQuebec に拠点を置く田辺三菱製薬のカナダ子会社Medicagoは、新型Coronavirus感染症(COVID-19)への取組みにおいて、植物由来virus 様粒子(VLP)の作成に成功したと発表した。COVID-19 を惹起するSARS-CoV-2 virus の遺伝子解析結果の報告から、わずか20 日後に当該Coronavirus に対応するvirus 様粒子(VLP;Virus Like Particle)の作成に成功した。COVID-19 のVLP 作製は、ワクチンを開発するための第一歩であり、Medicago は安全性と有効性に関する前臨床試験を実施している。本前臨床試験が順調に進めば、ヒトでの臨床試験を2020 年夏(7 月/8 月)までに開始するために規制当局と協議する予定である。

2017/05/05

カナグリフロジン(販売名:INVOKANA)がGLP-1受容体作動薬と同等のA1C降下作用

Real-World Evidence Shows Oral INVOKANA® 300 mg Demonstrates Comparable A1C Reduction and Control to Injectable GLP-1 Receptor Agonists
May 5, 2017
  • 経口剤のカナグリフロジン(販売名:INVOKANA)がGLP-1受容体作動薬と同等のA1C降下作用を示した。

2014/10/10

C 型肝炎治療薬ハーボニ(HARVONI)をFDAが優先審査で承認


ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)のC型肝炎治療薬「ハーボニ」(HARVONI)が承認された。ギリアドが昨年発売した「ソバルディ」に、NS5Aプロテアーゼ阻害薬レジパスビル(一般名)を加えた配合剤である。FDAは昨年(2013年)12月にブレークスルー指定(BTD)しており、加速承認制度の下で迅速な審査が行われた。

ウイルス遺伝子1型(HCV1)の感染者約1,500 人を対象として行われた3本の第3 相臨床試験(ION-1、ION-2、ION-3 試験)が承認の根拠となった。リバビリン非併用の患者863例のうち94~99%がSVR12(投与終了後12週目の持続性ウイルス学的著効)を達成し、完全治癒とみなされた。

ギリアドが計上した2014年第1四半期(3ヶ月間)のソバルディの売上高は22億ドル(2,300億円)を超え、発売初年度から8000億円を超えて史上最大の新薬発売になると予想されている。ソバルディ(一般名ソホスブビル、sofosbuvir)はC型肝炎ウイルスの複製に必要なRNAポリメラーゼを阻害する核酸アナログ製剤で、インターフェロンやリバビリンの併用を必要としない「インターフェロン・フリー」を初めて実現した。

1日1錠12週間服用するソバルディの費用は8万4000ドル(900万円)となり、高額の価格設定に批判が集まっていたが、ハーボニはさらに高い9万4500ドル(1,000 万円)とされた。ギリアド経営陣はJ&JのOLYSIO(一般名シメプレビル)、メルクのボセプレビル、Vertexのテラプレビル(国内製品名「テラビック」、田辺三菱)といったプロテアーゼ阻害剤の併用が不要になるので100万円を上乗せしても、患者にとってのメリットは大きいとしている。

参考:日本では2014年9月23日に、遺伝子1型C 型慢性肝炎治療薬としてレジパスビル・ソホスブビル配合剤の承認申請を行った。

2013/12/12

田辺三菱がVivusに導出した勃起不全(ED)治療薬アバナフィルをサノフィが新興国市場で販売

田辺三菱の海外展開 は上記カナグリフロジンと同様のライセンス・アウト(特許権許諾・導出)が中心だ。PDE5阻害剤のED治療薬アバナフィルは導出先のVivusが12年4月に米国、13年6月に欧州で承認を取得した。サノフィはアフリカ、中東、東欧、ロシアといった新興国市場での開発・販売権をVivusからサブ・ライセンスされた。サノフィは新興国市場に強みを持ち、売上高の1/3を新興国で計上している。Vivusはサンフランシスコ近郊のベンチャー企業。偶然ではあるが、自社開発の抗肥満薬QsymiaがエーザイのBelviqと競合するなど、日本企業と関わることが多い。

2013/11/22

田辺三菱製薬が開発したSGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬Invokanaを欧州委員会(EC)が承認

田辺三菱の海外展開は上記カナグリフロジンと同様のライセンス・アウト(特許権許諾・導出)が中心だ。PDE5阻害剤のED治療薬アバナフィルは導出先のVivusが12年4月に米国、13年6月に欧州で承認を取得した。サノフィはアフリカ、中東、東欧、ロシアといった新興国市場での開発・販売権をVivusからサブ・ライセンスされた。サノフィは新興国市場に強みを持ち、売上高の1/3を新興国で計上している。Vivusはサンフランシスコ近郊のベンチャー企業。偶然ではあるが、自社開発の抗肥満薬QsymiaがエーザイのBelviqと競合するなど、日本企業と関わることが多い。

2013/10/16

ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)が再度、通期の業績予想を上方修正

J&Jの通期予想 は医療用医薬品の好調(1-9月期10%増)から上方修正。前立腺がん治療薬Zytiga、抗血液凝固薬イグザレルトなどの新薬が貢献、欧州特許が終了した抗リウマチ薬レミケードも堅調。買い推奨を継続するアナリストは田辺三菱から導入したSGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬Invokanaに注目している。

2013/05/29

新発売の多発性硬化症(MS)治療薬Tecfidera(Biogen Idec)の販売が好調

MS治療薬Tecfideraの処方箋枚数(週間)は発売5週目で2,000枚に達した(米国IMS調査)。年間売上高はアナリスト予想の2倍、8億ドルに達する勢いだ。経口投与のMS治療薬として先行するGilenya(Novartis/田辺三菱)の処方箋枚数は現在3000枚。2,000枚を超えたのは40週以降だった。

2013/03/29

SGLT2阻害剤の糖尿病治療薬カナグリフロジン(J&J/田辺三菱)をFDAが承認 [3/29]

SGLT2阻害剤カナグリフロジン (製品名INVOKANA)は田辺三菱が創製し、導出先のJ&J が昨年5 月にFDA申請、今年1月に諮問委員会の承認勧告を得ていた。1万例を超えるP3試験でDPP4阻害剤ジャヌビアを上回る血糖降下作用と体重減少効果を証明、収縮期血圧の低下も観察された。一方、ブリストルマイヤーズとアストラゼネカが共同開発し、世界初のSGLT2阻害剤として昨年11月に欧州で承認されたダパグリフロジンは米国での審査が難航、昨年1月にCRL(現時点での非承認通知)が発行されている。

2013/03/27

多発性硬化症(MS)の経口治療薬Tecfidera (バイオジェン・アイデック)がFDA承認を取得

MS治療薬として世界初の経口剤となったノバルティスのGilenya(日本名=イムセラ)は発売2年目の2012年に12億ドル(1000億円)を超え、導出元の田辺三菱の特許料収入は100億円を上回る見通し。しかし、同じく経口剤のMS治療薬としてAubagio (サノフィ)が昨年9月、Tecfidera(バイオジェン・アイデック)が今年3月に発売され、競争が激化しそうだ。バイオジェンはMS市場でAvonex(12年販売額29億ドル)とTysabri(同16億ドル)を販売しており、自信を持っている。強気のアナリストは、「再発減少率(44%-53%)はGilenyaの54%には及ばないがAubagioの肝障害、Gilenyaの除脈といった副作用問題がないので、TecfideraはMS治療薬市場で最大となる39億ドルに達する」と予想している。

2013/01/10

田辺三菱製薬がJ&Jに導出したSGLT-2阻害剤カナグリフロジンをFDA諮問委員会が承認勧告 [1/10]

SGLT-2阻害剤は尿からの糖分再吸収を抑制する新しい薬理の糖尿病治療薬で体重減少効果も期待される。田辺三菱製薬のカナグリフロジンは導出先のJ&Jが12年5月に米国、6月に欧州で申請していたが、FDA諮問委員会は採決結果10対5で承認勧告。先行するSGLT-2阻害剤FORXIGA(ダパグリフロジン)と比べて審査は順調である。FORXIGAはブリストルマイヤーズ・スクイブ(BMS)とアストラゼネカ(AZ)が共同開発し、世界初のSGLT-2阻害剤として昨年11月に欧州で承認された。一方、米国では11年7月にFDA諮問委員会が非承認勧告、12年1月にCRL(現時点での非承認通知)と難航している。

2012/09/12

経口投与の多発性硬化症(MS)治療薬AUBAGIOがFDA承認を取得(サノフィ)

多発性硬化症の経口治療薬として世界で初めて2010年秋に発売されたGilenya(日本名イムセラ)はノバルティスが直近4-6月期に3億ドル(240億円)近い世界売上を計上した。発売二年目で年間10億ドル(800億円)を超し、田辺三菱製薬が受け取る特許料収入も100億円を超す見通しだ。MS治療薬として2番目の経口剤となるAUBAGIOとの競合を跳ね返し、20億ドル製品へと一段の成長が期待される。

2012/06/12

フィラデルフィアで開催された米国糖尿病学会(ADA)でSGLT2阻害剤の発表が相次ぐ

SGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬の開発が佳境に入ってきた。一番手のdapagliflozin BMS/AZN共同開発)はFDAが今年1月に承認を見送った後、欧州では4月に承認勧告となった。今年の米国糖尿病学会(ADA)ではカナグリフロジン(J&J/田辺三菱)が5本のP3試験で得た好結果を発表。さらにベーリンガー・インゲルハイムとイーライ・リリーがP3段階で共同開発中のempagliflozinP2b成績を発表。90週間にわたりHbA1cFPG(空腹時血糖値)、さらに体重の減少を達成している。