Novartis announces intention to separate Sandoz business to create a standalone company by way of a 100% spin-off
ノバルティスはサンド事業を分離し、100%スピンオフにより独立した会社を設立する計画を発表した。
Novartis announces intention to separate Sandoz business to create a standalone company by way of a 100% spin-off
ノバルティスはサンド事業を分離し、100%スピンオフにより独立した会社を設立する計画を発表した。
08/24 JNJ, Consumer health
Johnson & Johnson Appoints Larry Merlo as Non-Executive Chair Designate of Planned New Consumer Health Company
ジョンソン・エンド・ジョンソンは新たに分離独立させるコンシューマーヘルス企業の取締役会会長の候補としてラリー メルロ(大手ドラッグストアCVS会長)を指名した。
ロシュの取締役会および執行委員会は2023年春の取締役会および経営会議において現CEOのシュバン氏(Severin Schwan)が会長となり、診断薬事業トップを勤めるシネッカー氏(Thomas Schinecker)がCEOに就任する人事を発表した。
リリーが開発した世界初のGIP/GLP-1受容体デュアル作動薬マウンジャロ(Mounjaro、チルゼパチド注射剤)を成人の2型糖尿病治療薬としてFDAが承認した。申請用臨床試験SURPASS-2では最大の競合品となるノボノルディスクのGLP-1受容体作動薬セマグルチドを対照薬とし、ベースラインからのHbA1cの低下 2.0%(5mg投与群)~2.3%(15mg投与群)と、セマグルチド(1mg)の1.9%を上回る結果を得た。GLP-1作動薬の2021年売上高は最大製品であるリリーのトルリシティ―が28%(15億ドル)増加して64億ドルとなったものの、ノボノルディスクのセマグルチド製品が注射剤オゼンピック(44億ドル)とサキセンダ(抗肥満、9億ドル)の合計で53億ドル、さらに経口剤のライベルサス(37億ドル)を加えると90億ドルを超えてトルリシティ―を大きく上回る状況となった。リリーは今回承認された GIP/GLP-1デュアル受容体アゴニストでセマグルチド製品群に対抗することになる。一方で、ノボノルディスクは本年3月にHbA1cの減少幅 2.1%を実現したオゼンピック 2mg(倍量)製剤のFDA承認を取得、また経口剤ライベルサスは昨年の増加率が100%(倍増)と急成長しており、リリーにとっては厳しい競合となりそうだ。5月の初回承認は他にも欧州で 1品目あり、合計2品目であった。サノフィのASMD(酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症)に対する初めての治療法となるゼンポザイム(オリプダーゼアルファ)の承認を欧州委員会CHMPが推奨した。
追加承認(5件)ではアストラゼネカと第一三共が提携するHER2標的ADC抗体薬エンハーツのHER2陽性転移性乳がん患者に対する二次治療のFDA承認が注目される。2019年の初回承認は2回以上の抗HER2療法を経た転移性乳がん患者に対する三次療法だった。その後、2021年に胃がん効能追加が承認された。本年4月には肺がんの追加申請、さらにHER2低発現の乳がん患者への適応拡大が控えている。ノバルティスのCAR-T細胞療法キムリアは 3番目の適応症として再発性または難治性の濾胞性リンパ腫の成人患者に対する治療が承認された。ブリストルマイヤーズ・スクイブのPD-1阻害薬オプジーボは二つのレジメン(化学療法剤またはCTLA-4阻害薬ヤーボイとの併用)で切除不能な進行性または転移性食道扁平上皮がんの第一選択治療が承認された。サノフィの抗IL-4/13受容体抗体デュピクセントの好酸球性食道炎が承認された。ロシュの脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬Evrysdiの2ヶ月未満乳児への使用が承認された。
その他の薬事では新薬の初回承認申請が2件あり、エーザイは昨年9月に開始していた抗 Aβプロトフィブリル抗体の早期アルツハイマー症治療薬レカネマブのローリング申請が完了したと発表。もう1件の初回申請はアッヴィの進行性パーキンソン病治療薬で持続性の皮下投与を特徴とするレボドパとカルビドパの合剤 ABBV-951である。追加承認の申請2件はいずれも抗がん剤である。アストラゼネカがPD-1阻害薬イムフィンジと化学療法剤の併用による胆道がん患者の治療、バイエルが前立腺がん治療薬ダロルタミド(販売名:ニュベクオ)とドセタキセルの併用による転移性ホルモン感受性の患者への適応拡大を申請した。現在のダロルタミド適応症はホルモン非感受性(去勢手術不適応)の患者に限定されている。
申請用臨床試験では抗IL-23抗体、S1P受容体作動薬、さらにJAK阻害薬がいずれも潰瘍性大腸炎を標的効能として最終段階の好成績を発表している。リリーは抗IL-23抗体ミリキズマブが申請用第3相試験において患者の50%が1年で臨床的寛解を達成、ファイザーは S1P作動薬エトラシモドが52週間の投与で臨床的寛解率32%を達成しクラス最高のプロファイルを実証したと発表した。アッヴィのJAK阻害薬リンボックはすでに3月に米国で承認されているが欧州承認にむけてす既発表の臨床成績をまとめてランセット誌に掲載した。これまでに、抗TNFα抗体のレミケード(2005年)とヒュミラ(2012年)、抗インテグリン抗体エンティビオ(2014年)、JAK阻害薬ゼルヤンツ(2018年)、抗IL-23抗体ステラーラ(2019年)、S1P受容体作動薬ゼポシア(2021年)が潰瘍性大腸炎の適応症を取得している。
経営事項およびビジネス案件ではファイザーが経口CGRP阻害薬の片頭痛治療薬の開発に成功したバイオヘイブンを一時金116億ドル(ほぼ1兆5000億円)、グラクソが次世代肺炎球菌ワクチンに取り組むバイオテク企業を33億ドル、という企業買収を発表した。ジョンソンエンドジョンソンは大衆薬事業の分離に向けて設立する専業子会社のCEOとCFOを任命した。リリーは本拠地のインディアナ州で21億ドルを投じて新しい製造拠点を建設する計画を発表した。
ブリストルマイヤーズ・スクイブが開発した世界初のLAG-3阻害薬が転移性メラノーマを適応症としてオプジーボとの併用で承認された。ノバルティスは2018年に承認されたルタセラ(NET、すい臓神経内分泌腫瘍)に次ぐ標的放射性リガンド療法として転移性前立腺がん治療薬プルビクトのFDA承認を取得した。
追加承認では成長著しいJAK阻害薬リンボックに承認された潰瘍性大腸炎が注目される。同じ適応症で最終の申請用P3段階にあるファイザーのS1P阻害薬エトラシモドが12週間投与と52週間投与でいずれも主要評価項目とした臨床的寛解を達成した。前月(2月)にはリリーの抗IL-23抗体ミリキズマブが4週間投与で28%、12週間投与で45%の症状寛解率を報告している。S1P阻害薬は昨年(2021年)5月にブリストルマイヤーズ・スクイブのゼポシア(オザニモド)が多発性硬化症(2020年)についで潰瘍性大腸炎に承認されている。
その他の臨床試験ではバーテックスの選択的 NaV1.8阻害薬 VX-548の概念実証(POC)試験が成功した。一方、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)でメルクとアストラゼネカが提携するキイトルーダとリンパルザの併用試験は失敗した。ビジネス関連ではメルクの最高医療責任者(CMO)の引退が発表された。C5抗体に関する特許係争が和解し、アストラゼネカは中外製薬に930億円を支払う。
初回承認:FDAが多発性骨髄腫を適応症とするヤンセンのBCMA標的CAR-T細胞療法を承認した。一方、FDAが昨年1月に申請を受理しながら結論に至っていないファイザーのソマトロゴンが欧州で承認された。追加承認:リリーのSGLT-2阻害薬ジャディアンスが2021年に承認されたHFrEF(左室駆出率低下型心不全)に続いてHFpEF(左室駆出率保存型心不全)にも承認された。GSKのHIV専門子会社ヴィーブヘルスケアのカベヌバは2カ月1回投与の用法追加が承認された。ノバルティスのジェネリック専門子会社サンドはBMSの最大製品レナリドミド(販売名:レブラミド)に対するジェネリック承認を欧州 19か国で取得した。BMSは非小細胞肺がんに対するオプジーボの術前補助療法の追加承認を申請した。申請用臨床試験:アストラゼネカと第一三共が共同開発するHER2標的ADC薬エンハーツがHER2低発現の患者を対象に好成績を収めた。リリーの抗IL-23抗体ミリキズマブは潰瘍性大腸炎に対して投与後12週間で患者の2/3で効果が確認された。
企業経営:GSKから分離される大衆薬事業の社名Haleonが発表された。サノフィは新規の企業ブランドおよびロゴへの変更を発表した。ファイザーは開発担当役員にロシュ探索研究所トップをスカウトした。新型コロナウイルス感染症:リリーの抗体医薬ベブテロビマブが緊急承認されたほか、メディカゴ(田辺三菱子会社)とGSKの植物由来アジュバント化ワクチンがカナダで承認された。
02/28, GSK, Organization, OTC drugs
11/12, JNJ, OTC, Divestiture
Johnson & Johnson Announces Plans to Accelerate Innovation, Serve Patients and Consumers, and Unlock Value through Intent to Separate Consumer Health Business11/04, NVS, ROG, Governance, Finance
Novartis to sell its Roche stake in a bilateral transaction to Roche
標記のZOOMミーティングを4月26日(月)10:00-11:30(90分間)または15:00-16:30(90分間)、参加費9000円の予定で開催します。ご希望の方は4月9日(金)までに弊社ホームページからお申し込みください。請求書メールを送付させて頂き、ご入金を確認次第、ZOOMリンクをお届けします。ご都合に合わせて、27日(火)と28日(水)にも開催します。
本日の武田薬品株主総会において坂根取締役会議長が有価証券報告書に記載しているとして、回答を避けたCEO報酬の金額が明らかになりました。先ほど公開された有価証券報告書の112ページに記載されています。本来は総会前に招集通知書において公開しておくべきです。>2019年度有価証券報告書
考える会としては今日の総会での質問で、シャイアー買収に伴うROE等の業績指標の回復は未了だとの認識を共有していただく糸口を探りました。多少は理解されたと感じましたが、公表されたCEO報酬は考える会が推測したようにファイザーを抜いて、メルクに次いでグローバル医薬品企業の第2位まで来ました。
昨年の総会資料で報酬開示を公約し、事前質問が提出されていたのですから、タケダイズムを尊重するなら総会で回答して欲しかったとの思いは強くあります。また、成果に応じた報酬の供与が原則であるはずです。会社とのギャップがさらに広がった感があります。
社外取締役の報酬も今回はじめて開示されました。全員がほぼ一律4000万円という破格の報酬です。ちなみにファイザーの社外取締役報酬は2000万円から4000万円です。国内の標準1000万円前後を大きく上回る大盤振る舞いのおかげでタケダの社外取締役は全員がウェバーCEO・坂根議長コンビに同調し、コーポレート・ガバナンスが甘くなっているのではないでしょうか?。
さて、タケダはどうでしょう。ウェバーCEOの報酬(18億円)はなんと、この4年間(2018年度まで)で倍増、2019年度には20億円とさらに増加し、2位のファイザーを超えるのではと予想されています。
ウェバーCEOは、経営の選択と集中と称して、ノンコア事業、優良資産などの多くを売却し、さらに国内を中心に多くの従業員を解雇することによって業績改善を図りました。しかし、現在タケダのROEは0.9%へと3.0ポイント低下し、配当成長率はゼロ、TSRはマイナス27%、タケダの株主は、シャイアー社買収案件の前後に、全体で2兆円の損害を被っているのです。このような経営者の報酬がなぜ、増加し続けるのでしょうか。欧米企業であれば、CEO報酬の返還と解任を要求されて然るべきことと思っています。
このような事態を招いている要因の一つは、経営者による自己利益の追求を監視するガバナンス(企業統治)が機能していないことにあります。
「考える会」では、タケダはグローバル化を急ぐ一方で、ガバナンス機能は世界水準に全く追い付いていないと判断し、ガバナンス強化に資すべく社外取締役の候補者を推薦し、株主提案権を行使することにしました。
上記事情ご勘案の上、「考える会」としての株主提案につきまして、株主の皆様のご賛同を賜りたく、ここにお願いする次第です。
何卒よろしくお願いいたします
株価の現状
シャイアー統合の前後を通じて初めてとなるR&D説明会が昨年(2019年)11月に開催された。しかし、株価は4400円前後で横ばいに推移し、シャイアーとのM&Aを討議した定時株主総会(2018年6月)当時の4600円台を回復できなかった。ウェバーCEO就任時(2015年4月)6000円台だった株価は1年後には5000円へ低下し、2017年は6000円台を回復したものの、2018年以降シャイアーとのM&Aが表面化してからは3000円以下まで半減、その後4000円台を回復したところである。
株主総利回り(TSR, Total Shareholder Return)
タケダ薬品の2020年3月期ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)は0.9%となり、15%前後にある国内の同業他社、さらに15%から42%にある海外製薬企業とは比較の仕様がない低水準である。また、ISSなど著名な議決権行使助言会社が最低ラインとする5%にも届かない状況が続いている。そのために株価が低迷し、株主総利回り(配当金総額と株価増減額の合計)はウェバーCEOが就任した2015年4月1日から2020年3月31日までの5年間でマイナス29%となった。アステラス(-5%)、エーザイ(+3%)、第一三共(+309%)、さらに市場(TOPIX -9%)に対しても大きく下回る結果となった。海外企業は2015年1月初から2019年12月末の暦年データであるが、継続的に増配を維持し、配当成長率は年率平均2.2%から6.5%だった。加えて株価の上昇もあり、5年間のTSRは31%から75%となった。タケダ薬品の配当成長率はゼロだった。
LINK > 株主総利回り(武田薬品の将来を考える会ホームページ)