海外製薬産業 ニュース解説
2013/09/30
乳がん治療薬パージェタ(ロシュ)の術前補助(ネオアジュバント)療法をFDAが早期承認
乳がん治療薬のFDA承認が加速されてきた。パージェタの早期乳がん適応症(ネオアジュバント療法)は諮問委員会の勧告から2週間、審査期限を1カ月前倒ししての承認だった。2月には同じくロシュの抗体医薬ハーセプチンに強力な化学療法剤をリンクした抗体・薬物複合体(ADC)のKadcylaを転移性乳がん治療薬として承認。昨年7月に進行乳がんの適応追加を承認したノバルティスのmTOR阻害剤アフィニトールは上半期6億ドルへと売上高が倍増している。
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