Bristol-Myers Squibb Company(BMS)とIllumina, Inc.(Illumina)は、BMS の癌領域のポートフォリオをサポートするため、および体外診断法(IVT)の開発とグローバルな商業化のために、Illumina の次世代シーケンシング(NGS)技術を用いる戦略的提携契約を締結した。
両社の戦略的提携では、腫瘍の遺伝子変異量(TMB; Tumor Mutation Burden)を含む潜在的に予測可能なゲノムバイオマーカーを測定するIllumina TruSight Oncology 500 アッセイ診断法を開発する予定である。このアッセイは、TMBおよびマイクロサテライト不安定性を含む癌治療のための既知の殆どのバイオマーカーを検出することを目的としている。このシリーズのひとつであるTruSight Tumor 170は、DNA とRNA を同時に解析できる濃縮ベースのターゲットパネルで、幅広い範囲の遺伝子や変異型をカバーする。また、わずか40 ng のDNA 及びRNA から5%の変異アリル頻度の変異を検出できる。