Nov 21, 2019
- Calquence approved in the US for adult patients with chronic lymphocytic leukaemia
- BTK阻害薬Calquence(カルクエンス)による慢性リンパ性白血病の治療をFDAが承認
アストラゼネカが開発したカルクエンス(一般名アカラブルチニブ)は2017年10月に米国でマントル細胞リンパ腫(MCL)を適応症として承認されており、今回の慢性リンパ性白血病(CLL)は二つ目のFDA承認となる。売上高は2018年0.6億円㌦(70億円)、2019年第3四半期(9か月)は1億㌦(110億円)と低迷してきたがCLL適応症の追加によって10憶㌦(1100億円)に達すると期待される。BTK阻害薬として最初に承認されたアッヴィのイムブルビカ(一般名イブルチニブ)は2013年にマントル細胞リンパ腫(MCL)、2014年に慢性リンパ性白血病(CLL)のFDA承認を取得、2017年には臓器移植患者の移植片対宿主病(GVHD)と辺縁体リンパ腫(MZL)にも承認されている。イムブルビカの昨年(2018年)の売上高はアッヴィが米国市場を中心に36憶㌦(3900億円)、ヤンセンが米国を含む全世界で26憶㌦(2800億円)だった。