第一三共と アストラゼネカが共同開発中の抗 TROP2 ADC datopotamab deruxtecan (Dato-DXd)の第 3 相 TROPION-Lung01 試験の最初の結果は、少なくとも 1 回の前治療歴の有る局所進行、又は転移性非小細胞肺癌(NSCLC)に対して、標準化学療法の ドセタキセルに比べ、共主要評価項目の1つの無増悪生存期間(PFS)については、統計的に有意な改善を示せたが、もう 1 つの主要評価項目の全生存期間(OS)については、統計的有意差が、事前に設定した閾値に到達しなかったため、試験を継続し評価するとした。安全性面でも間接性肺疾患でも複数のグレード 5(死亡例)が発生したと発表した。