海外製薬産業 ニュース解説
2013/03/29
SGLT2阻害剤の糖尿病治療薬カナグリフロジン(J&J/田辺三菱)をFDAが承認 [3/29]
SGLT2阻害剤カナグリフロジン (製品名INVOKANA)は田辺三菱が創製し、導出先のJ&J が昨年5 月にFDA申請、今年1月に諮問委員会の承認勧告を得ていた。1万例を超えるP3試験でDPP4阻害剤ジャヌビアを上回る血糖降下作用と体重減少効果を証明、収縮期血圧の低下も観察された。一方、ブリストルマイヤーズとアストラゼネカが共同開発し、世界初のSGLT2阻害剤として昨年11月に欧州で承認されたダパグリフロジンは米国での審査が難航、昨年1月にCRL(現時点での非承認通知)が発行されている。
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