2018/05/17

転移性非小細胞肺癌に対する第3 相IMpower150 試験でテセントリク がOS を延長

抗PD-L1 抗体テセントリク(一般名:アテゾリズマブ)とアバスチン(一般名:ベバシズマブ)にカルボプラチンおよびパクリタキセル(化学療法)を併用した転移性非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)の1 次療法について検討した第3 相IMpower150 試験で、良好な成績が得られた。今回の中間解析では、テセントリク併用群は、非併用群に比べ主要評価項目の一つEGFR 遺伝子変異またはALK 融合遺伝子陽性患者を除くITT 解析集団(ITT-WT)におけるOS の延長を示した。
本試験成績は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会において、6 月4日午後に開催されるセッションにおいて公式発表される予定である(抄録番号:9002)。