2019/04/16

選択的SGLT2 阻害剤フォシーガの1 型糖尿病に対する効能追加をEUと日本が承認(3月26日)

アストラゼネカ は、選択的SGLT2 阻害剤フォシーガ (一般名:ダパグリフロジン) 5 mg、10 mg 錠について、3月26 日付で厚生労働省(MHLW)から、1 型糖尿病(T1D)の効能・効果および用法・用量の製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表した。
日本の一変申請の追加承認は、第3 相臨床開発プログラムDEPICT(Dapagliflozin Evaluation in Patients with Inadequately Controlled Type 1 Diabetes)、および別途実施された日本国内第3 相長期安全性試験(D1695C00001 試験)の結果に基づくものである。両試験では、血糖コントロールが不十分なT1D 患者に、用量調整可能なインスリン 療法の経口投与の補助治療としてフォシーガを投与した。その結果、フォシーガ5 mg および10 mg 錠の何れの用量も平均HbA1c 値(主要評価項目)が有意に、かつ臨床的に意義のあるベースラインからの低下を示し、24 週時点での体重とインスリンの1 日総投与量(副次評価項目)が減少した。その結果、フォシーガ 5 mg および10 mg 錠の何れの用量も平均HbA1c 値(主要評価項目)が有意に、かつ臨床的に意義のあるベースラインからの低下を示し、24 週時点での体重とインスリン の1 日総投与量(副次評価項目)が減少した。