2023/04/15

20 年以上ぶり単純尿路感染症に対する新規経口抗生物質gepotidacin の第3 相データ発表

GSKは、成人および青年期の女性の、合併症のない単純性尿路感染症(uUTI)に対する新規作用機序を有する臨床開発中のfirst-in-class の経口抗生物質gepotidacinのpivotal 第3 相EAGLE-2 とEAGLE-3 試験のポジティブな結果を欧州臨床微生物感染症学会 (ECCMID)で発表した。
gepotidacinは、新規の作用機序と結合部位によって細菌の DNA 複製を阻害し、2 つの異なるType II トポイソメラーゼをバランスよく阻害するtriazaacenaphthylene 系抗生物質である。これは、現在の抗生物質に対する耐性株を含む、大腸菌や黄色ブドウ状球菌などの尿路系病原体のほとんどの菌種に対して抗菌活性を有している。