2015/04/14

2014年の米国医薬品市場は44兆円へ前年比10%増加

2014年の米国医薬品市場は前年比10%増加して3,739億ドル(44兆円)となった(IMS発表➔ 市場動向)。名目ベースの増加率13%は前年(2013年)の3%を大きく上回り、2001年17%に次ぐ高水準、1年間の増加金額430億ドル(5兆円)は記録を塗り替えた。

昨年発売された新薬数は近年の記録となる42品目に上ったが新薬による増加額200億ドル(2.4兆円)の大半はC型肝炎治療薬によるものだった。高価格設定の問題もあるが、C型肝炎の受診患者数が前年比10倍近くまで増加した影響も大きかった。

ブランド製品の平均値上げ率は13.5%に上った。しかし、リベートや出荷後値引きを合算すると実質は5-7%の値上げだった。特許期間終了(パテントクリフ)による市場縮小119億ドル(1兆4000億円)は、ピークとなった2012年の293億ドル(3兆5000億円)から大きく減少している。