2015/12/23

アドセトリスとオプジーボ併用の非ホジキンリンパ腫に対する試験開始

Seattle Geneticsとブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は、再発・難治性非ホジキンリンパ腫(NHL)を対象としたアドセトリスAdcetris(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)とオプジーボOpdivo(一般名:ニボルマブ)の併用の第1/2相試験を開始したと発表した。
アドセトリスは、ホジキンリンパ腫(HL)や一部のNHLの細胞表層上に発現しているマーカーであるCD30に対するモノクローナル抗体と強力な殺細胞性薬剤を結合した抗体薬物複合体(ADC)薬剤である。
このオープンラベル、多施設臨床試験は、用量設定第1相部分と、単一群の第2相部分よりなる。米国、カナダ、欧州の核施設で実施され、120例を登録する予定である。

オプジーボは現在、単剤あるいは併用療法により、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液癌で評価中である。また、自己血液幹細胞移植とアドセトリスの治療に失敗したホジキンリンパ腫の治療いついてFDAからBreakthrough Therapy指定を受けている。

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