FDA は糖尿病患者の治療における従来のfingerstick血糖検査法を置き換える、Dexcom社の「G5 mobile 連続血糖モニタリングシステム」を承認した。すでに、fingerstick法の補助手段として承認されていたが、今回の承認によりfingerstick 法による血糖レベルの確認なしに使用を決定できるようになった。
G5 Mobile連続血糖モニタリングシステムは、皮下に挿入した微小なセンサーワイヤを使用する(3 ヵ月有効)。測定結果はBluetooth ワイヤレス技術により、専用のレシーバー、またはスマートホンやタブレットなどの携帯デバイスへ5分毎にリアルタイム送信される。あらかじめ設定した血糖レベルを外れるとアラームで通知される。皮下の体液中のグルコースを測定するが、1 日2 回のfingerstick テストで得られた血液を使用してキャリブレートする必要がある。