この試験は、日本・韓国・台湾で行われたプラセボ 対照の多施設共同、二重盲検、無作為化臨床試験である。主要評価項目はOS、副次評価項目は、PFS、ORR、安全性等で、493 例の患者をオプジーボ 投与群(N = 330)とプラセボ 群(N = 163)に2:1 の割合で無作為に割り付けた。
オプジーボ 群はプラセボ 群に対してOS を有意に延長し[ハザード比(HR) = 0.63; 95%CI:0.50 - 0.78;p <0.0001]、死亡リスクを37%低減した。OS 中央値は、オプジーボ 群 5.32 ヵ月、プラセボ群 4.14 ヵ月、12 ヵ月の全生存率は、オプジーボ群それぞれ26.6%と 10.9%であった。ORRは、それぞれ11.2%(95%CI:7.7 - 15.6)と 0%(95%CI:0.0 - 2.8)(p <0.0001)、PFS 中央値は、1.61 ヵ月と1.45 ヵ月(HR=0.60; 95%CI:0.49-0.75;p <0.0001)であった。